やぁ、僕だよ。

今日はどうしても君に伝えておきたいことがあるんだ。

昨日、僕が告白したよね。

「携帯を水の中に落として壊してしまった」って。

そうしたら君は心配して
「大丈夫だった?」って聞いてくれた。


僕はこうも言ったよね。

「実はトイレで落としたんだ」

「RRPはドジだからね、あはは」、君は笑いながら答えてくれた。



僕は自分を偽るのが苦手だから
正直に言ったよね。


「さっきまで…自分の体の一部だったモノの上に落ちたんだ」


…………

……




「ぎゃははははははっははっははははっは」


いいんだよ、いいんだ。

下手に同情するよりも
笑ってくれたほうがいい。

僕もなんだか可笑しくなってきて
いっしょに笑ったよね。

「笑うなよ」ってむくれながらも
電話越しに二人で大笑いしたよね。


ひとしきり笑った後に
やさしい君は慰めてくれた。


「大丈夫だよ。
携帯電話なんて買い換えれば済むんだし。
元気出してよ。」


まだ半分笑いながらも
そう言ってくれた君に愛を感じたよ。


でもね、でもさ、

「これで話のネタができたじゃん、よかったね」

はどうだろう。

いつも面白クンでいろと言うのかい。

あんまりだよ、ハニー。


いや、
いいんだよ。

君は僕を励まそうとして
そう言ってくれたんだよね。

わかっているよ。
うん。

「大丈夫だよ、大丈夫だって」
何度も君は繰り返してくれた。

ありがとう。



だけどね、ハニー。

「大丈夫、あなたみたいに
ネタまみれの人生送っている人ってそういないから。
きっとウケるよ。(半笑い)」


…………

……



ひどいよ、ハニー。


PS
でも一番のショックは、
携帯のことをネタにしようと思って書いてみたら
想像してたより、ずっとつまらなくて(ありがち)
没になったことかな。アハハハハハ……

コメント

RRP

お気に入り日記の更新

日記内を検索