47.誰が為に金はある?
2003年5月26日 異文化45の続きです。
「女性がすごく迫害されている」イメージの強いイスラム教国。
そしてそれは実際にそうである部分が多く
前回触れたようにマレーシアも例外ではない。
が、「いわゆる中東の国々」のような感じではない。
労働に関して。
男女機会均等がはっきりしている。
というか、
力仕事以外は
「できれば女性のほうが……」
なんて思っている経営者も多いようだ。
これはどうやら東南アジア全般においてそうらしいのだが、
「男がとても怠け者」だからである。
女性のほうが真面目にきっちり仕事をこなす。
責任感も強い。
もう出産2週間前まで生産ラインで肉体労働しているなんてざらにいる。それが当たり前らしい。
で、さらに
ベビーシッターを雇うことが一般化しており
供給源もしっかりあるので、女性が働きやすい。
ということで労働に関しては
日本よりも多分女性が進出してます。
でも、これで
「女性が自立していて、男女が平等なんだ」
という訳ではもちろんない。
前回は女性にとって不利なことを書いたが
今回は逆に女性にとって有利なことを。
友達グループ男女でご飯を食べに行き、
勘定の時に財布を出したのは男性のみ……
「お金はいつ何時でも男性が出すもの」
という習慣らしい。
民族関係なく。
ただの友達同士でもそう。
これはおそらく
「男が女を養うべし」
という習慣がまだ残っているのだろう。
このへんは昔の日本のようだ。
近代化しているマレーシアで
まだこういう習慣なのは驚いた。
しかも女性がかなり社会進出しているのに。
と、まぁ、
権利が弱いお国柄であっても
女性はうまく習慣や慣習を活用して
強く楽しく生きていっているのだと思う。
ヘソクリをこっそり貯めて、
こっそり使うなんてコトしなくていいのだ。
自分の収入は堂々と自分のためだけに使えるのだから。
習慣によって差別されるなら
その習慣を有利なようにも活用する。
女性は負けない。女性は強し。
++++++++++++++++++++
「43.ちゃんと別れるのも男だろうが」
の訂正です。
「離婚後、子供は男性が引き取る」
のは間違いで、
「一般的には女性が引き取るケースが多い」
でした。
もちろん養育費は男性持ちです。
そしてその女性が次に再婚するまでは
その生活費も全て男性持ちとなります。
つまり、女性が再婚しなかった場合
一生涯の生活費を持つことになるそうです。
「女性がすごく迫害されている」イメージの強いイスラム教国。
そしてそれは実際にそうである部分が多く
前回触れたようにマレーシアも例外ではない。
が、「いわゆる中東の国々」のような感じではない。
労働に関して。
男女機会均等がはっきりしている。
というか、
力仕事以外は
「できれば女性のほうが……」
なんて思っている経営者も多いようだ。
これはどうやら東南アジア全般においてそうらしいのだが、
「男がとても怠け者」だからである。
女性のほうが真面目にきっちり仕事をこなす。
責任感も強い。
もう出産2週間前まで生産ラインで肉体労働しているなんてざらにいる。それが当たり前らしい。
で、さらに
ベビーシッターを雇うことが一般化しており
供給源もしっかりあるので、女性が働きやすい。
ということで労働に関しては
日本よりも多分女性が進出してます。
でも、これで
「女性が自立していて、男女が平等なんだ」
という訳ではもちろんない。
前回は女性にとって不利なことを書いたが
今回は逆に女性にとって有利なことを。
友達グループ男女でご飯を食べに行き、
勘定の時に財布を出したのは男性のみ……
「お金はいつ何時でも男性が出すもの」
という習慣らしい。
民族関係なく。
ただの友達同士でもそう。
これはおそらく
「男が女を養うべし」
という習慣がまだ残っているのだろう。
このへんは昔の日本のようだ。
近代化しているマレーシアで
まだこういう習慣なのは驚いた。
しかも女性がかなり社会進出しているのに。
と、まぁ、
権利が弱いお国柄であっても
女性はうまく習慣や慣習を活用して
強く楽しく生きていっているのだと思う。
ヘソクリをこっそり貯めて、
こっそり使うなんてコトしなくていいのだ。
自分の収入は堂々と自分のためだけに使えるのだから。
習慣によって差別されるなら
その習慣を有利なようにも活用する。
女性は負けない。女性は強し。
++++++++++++++++++++
「43.ちゃんと別れるのも男だろうが」
の訂正です。
「離婚後、子供は男性が引き取る」
のは間違いで、
「一般的には女性が引き取るケースが多い」
でした。
もちろん養育費は男性持ちです。
そしてその女性が次に再婚するまでは
その生活費も全て男性持ちとなります。
つまり、女性が再婚しなかった場合
一生涯の生活費を持つことになるそうです。
コメント