君と付き合って3年以上経つ。

君にとって、僕がはじめての彼氏だった。

そして、
女子高女子大育ちの君は
男性との接点がなかったから
わからない事がたくさんあったね。

どうやって話をしたらいいの?
どうやったらうまく甘えられるの?
どんなことをいったら怒るの?
嫌われないようにするのはどうするの?

…………
「一つ一つ積み重ねていけばいいよ」

そう答えた、そうだよね。

「わからない事があったら、何でも聞きなよ。
怒ったり、そんなことで嫌ったりなんかしない。
だから、怖がらないで安心して聞いてね。」

何度も何度も繰り返して言った。

付き合って3ヶ月が過ぎたころ、
それまで緊張していた君が

「あなたと一緒にいると安心する」

と言ってくれるように変わったのが
とてもうれしかったよ。

それでも、
君にとって「男性という生き物」は
謎が多くて、理解できなくて、
だからたくさんたくさん質問してきたね。

今でもはっきりとおぼえている。

顔を赤く染めながら、
でも好奇心が抑えきれなくて

何度も何度も、
「笑わない?笑わない?軽蔑しない?」

って確認していた、
君の顔がおかしくて、でも可愛らしくて
必死に笑いをこらえたあの5ヶ月目の夜。

++++++++++++++++++++

「あのね、うーん、えーと、
……どうして男の人のは大きくなるの?」

>それは難しい質問だね。
どうやったらわかりやすく
教えてあげられるかなぁ……(半笑い)

「あ〜、笑わないって言ったのにー」

>ごめんごめん、あ、そうだ。
グリム童話は知ってるよね?

「え、いきなり何?……知ってるけど?」

>有名な話だよ。知らない?
じゃぁ、もう一度さっきの質問をしてみてよ。

「どうしてあの時、男の人のアレは大きいの?」

>…………
それはおまえを食べるためだよ〜〜〜〜

「赤ずきん」かよ。
今考えるとこの答えはどうかと思う。

でもまぁ、青春の一ページということで。

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