何故、漢字が読めない中国系がいるのか?

世界に色々な民族がいますが、教育にとても熱心な民族と言えば、
たいてい中国人、韓国人、日本人と言われています。

で、先のことを見越した中国系の人が考えたこと。

「これからは英語や。英語ができんと世界に通用せえへんのや。」
(何故か関西弁。)

で、
マレーシアではマレー語が必修科目になっており、
その代わり英語教育の比重が低くなってます。
大学に入るまで英語は習いませんでした。

(最近は国の方針が変わり、
理科と数学に関しては英語で授業をするという暴挙に。大丈夫か?)

それで
「アカン、そんなことやっとったら世界に通用せんようになる。
小さい頃から英語を学ばせるんや!」

と考えた中国系の親御さん達は
こぞって英語教育に熱心な私学に入れたわけです。

で、そういう私学においては英語教育の時間が増えた分、
中国語の漢字を学ぶ時間がありません。

ということで
漢字が読めない中国系がそこそこいる、という結果になったわけです。

実際マレーシアでは漢字のみで表記されていることは少なく、
たいてい英語&マレー語&漢字が並列して表記されているので
実生活で困ることはほとんどないのでしょう。

英字新聞もいっぱいありますし、
話し言葉なら中国語がわかるわけですから。

しかしこれって日本人にとっては結構困った問題です。
我々日本人は英語がそれほど得意ではありません。

で、困った時は筆談なんて事も多々あります。
こんな時「何でお前は中国系やのに漢字がわからへんねん」と思ってしまいます。

ま、でも今では親御さん達も後悔してるのかな?
だって今じゃ時代は中国語になってますからねぇ。うーん。

コメント

RRP

お気に入り日記の更新

日記内を検索