お久しぶりです。RRPでございます。

以前、マレーシアは労働者保護の強い国であると書きましたが、
日本では信じられないようなことがたくさんあります。

知り合いの日本人が愚痴っていました。

K氏
「こないだね、労働管理局からうちの会社の人事が誉められたんだって」

RRP
「へぇ〜、何でですか?」

K氏
「あなたの会社は従業員のほとんどが
有給と医療休暇を使い切っていて素晴らしい、って」

RRP
「まぁ、権利だからしょうがないのかもしれませんけど、
ほとんどの従業員が医療休暇をほぼ取得ってすごいですね。」

K氏
「医療休暇は本来は病気で仕方なく使うもんだけど
こっちの人は有給と同じだと思ってるからなぁ……」

RRP
「まぁ、それがマレーシアですからねぇ……」

K氏
「でもな、医療休暇と有給は権利だからいいとしよう。
それを4ヶ月で使い切って、残りは勝手に休むんだよ。
こないだ集計したら最高で1年に150日近く休んでるやついたよ……」

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マレーシアは日本に比べて休日が少ないので、その中で150日ってすごいことです。

でもこういう人をなかなか辞めさせる事ができません。

<手順>
警告の書類を提示して本人のサインを貰います。(本人がサイン拒否したら無効)
上の手順を3回繰り返します。
解雇書類を提示し本人のサインを貰って解雇。

めんどくさいです。
本人がサインをするのを逃げ回れば解雇できないことになります。
日本だったら無断欠勤を何回かしたら、即クビでしょう。

また、本人のサインがないと部署転換もできません。
どんな理由であれ、本人さえ不満に思えば会社を訴えることが可能です。
訴えに負ければ、慰謝料はもちろん
制裁金として何十倍ものお金を払わなければいけません。

と、こういうわけで会社はビクビクしながら人を使うわけです。
うらまれないように、憎まれないようにしているわけです。

日本は会社が強くて労働者が虐げられてるイメージですが、マレーシアは労働者強すぎ。

こんな極端な労使関係では、
マレーシアがこれからも発展するなんて思えません。

で、ここまで長々と語ってきましたが何が言いたいかと言うと……

土曜日にサーバーが落ちたら、月曜の夕方までほったらかし。休みだもんね。
回復しても謝罪や報告のメールも何にも来ないもんね。

ダメだ、こりゃ。

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RRP

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