姫 「ペナン島、よかったねぇ。マリンスポーツが楽しかった。」

RRP 「パラセーリングよかったねぇ。ふわっと浮いてびゅーっと飛んで。」

姫 「でも改めて思ったけど、RRPって素敵。
世話を全部やってくれて、頼りがいがあるなぁって。」

RRP 「う、うん。」

姫 「ホテルの予約から、ビーチボーイとの交渉とか、
横から見てて格好よかったわ。よくさ、成田離婚とかっていうじゃない。
海外に出てきたら旦那がてんで頼りなくて、それで幻滅して別れちゃうってやつ。
それの逆よね。普段ヌケてるRRPだけど、本当に頼りがいがあったわ。」




そのビーチボーイに思い切りボラれてたんだけどね。


姫 「え、ボラれてたの?」

RRP 「地球の歩き方の相場価格を間違えて覚えてて、それで交渉しちゃった……」

姫 「どれくらい?」

RRP 「ば、倍ぐらい……ううう。」

姫 「あ、えーっと、まぁ、落ち込まないで。そんなの気にしないわ。
だって格好よかったのは変わらないし、ね、ね。」

RRP 「そう言ってくれるの?ううう。」

姫 「払ったの、私じゃないし。」

……最後の一言は余計だと思います、姫。

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RRP

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