こちらには画像が載せられないので、
あちらのほうの日記に更新いたしました。

ごらんあれ。

http://www.mypress.jp/v2_writers/rrpmalaysia/
と思われる方も多いと思います。

……そのとおりっ。言い訳なし。はい……すみません。

姫襲来により5日まで更新ストップまたは激減でございます。
ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

128.逆説。

2004年4月29日 小ネタ
とある日系企業で働く現地採用の日本人KK氏。

彼は僕よりも2つだけ年上なのでまだ20代です、若いです。

でも……おでこがとても広いのです。

そう、若ハゲ殿下でございます。
まぁ、遺伝子をしっかりお父様から受け継いだ結果らしいのですが。

彼は言います。
大変なんだぞ、と。
ハゲをなめんな、と。
散髪に月2回も行ってるんだぞ、と。

……ちょっと待った。

何で髪の毛が薄いのにそんなに行く?
特別なトリィトメントでもしてるんか?

「あ、差別だ。ハゲ差別だ。
人権侵害だ。ハゲは散髪に行くなと?
『どうせ行く必要ないじゃん』とでも?」

……そこまで言ってない。

「そこまで言うんなら説明しよう。

いいですか。僕のてっぺんは確かに薄い。まごうことなき薄い。
しかし、一方で人間の側頭部は基本的にはとてもハゲにくいです。

つまりっ、
てっぺん=薄い、サイド=ふっさふっさ。

……ダンボちゃん状態。……あっはっはっ、笑うな!!そこぉお。」

逆説的だけど、なっとくぅ。

+++++++++++++++++++++
お気に入りに一件追加。
lycheeさん
お久しぶりです。RRPでございます。
今日は工場が休みになったので穏やかな日。

で、もうひとつの日記のほうに書きました
「行くか来るか」のことをマレー系に聞いたとき。

*参照
http://www.mypress.jp/v2_writers/rrpmalaysia/story/?story_id=339393
http://www.mypress.jp/v2_writers/rrpmalaysia/story/?story_id=341125
http://www.mypress.jp/v2_writers/rrpmalaysia/story/?story_id=341384
http://www.mypress.jp/v2_writers/rrpmalaysia/story/?story_id=356715

+++++++++++++++++++++

……マレー系って吸うの?吐くの?

「あ〜、どっちで喘ぐかか……」

……そう、どっち?教えてよ。

「うーん、あのね、マレー系はあんまり喘がない。」

……うそつけ。つうかあんたのテクが足りな(以下略)

「いや、宗教上ね、「獣のようにスルな」という教えがあって……」

……ほう。

「結構いろいろルールがあんのよ、ま、だれも守ってないだろうけど」

>どんなのが他にあるの?

「えーっと、スル前と後には必ず入浴するとか」

……普通入るだろ。

「えーっと、ベッドの中でシなさいとか」

……は?それカーセッ○スするなってことか?外はだめとか?

「い、いや、布団の上じゃなくて布団の中ってこと」

……暑いのに?

「そう、暑いのに」

……みんな守ってるの?

「多分守ってない」

……あんたは守ってるの?

「うん、守ってない」

宗教も肉欲には勝てない、罪深き私たち。

たびたび。

2004年4月17日
たびたび失礼致しますが、
マジ仕事の状況が洒落にならないので10日ほどお暇をいただきます。
今日は足裏のお話です。

マレーシアやタイなどのアジアの国にはマッサージ店が多くあります。

イカガわしいのももちろんあるんですが、
僕が月1で行っているのは、とある足裏マッサージ店。

き、気持ちいい〜〜〜。
全身マッサージは僕にはくすぐったいのでだめですが、足裏は極楽。
痛いと気持ちいいのギリギリのコーナーを突いてくるテクが良いです。

しかもタダで健康チェックまでしてくれます。(ほかのトコにはない)

足裏診断なんてねぇ、と疑っているアナタ、そう、そこのアナタ。

…………すげぇ当たります。ビビります。

先生は片言の日本語をあやつるので、
当たっているのがハッキリとわかるんです。

+++++++++++++++++++++
僕の場合。

初めてココを訪れたとき、
日本のガイドブックにまで載っているとは知りつつも
診断に半信半疑な僕でした。

先生「あ、アナタ、野菜少し足りマセン。」

僕「確かに最近少し少ないですね。」

先生「アナタ、ミズ飲みスギ。アセがたくさん出ますね。」

僕「た、確かに。すごい汗っかきです。」

……でトドメは……

先生「アナタ、寝る時ウデ上に寝てイルネ」

……すげぇ。何でわかるんだそんなこと。
確かに僕はいつも手を頭の上に組んで寝ています。

先生「ワァタシにはワカリマス。コレ血の流れにヨクナイ」

+++++++++++++++++++++
姫の場合。

姫はツボの効能は信じているものの、
そこまで当たるとは信じていませんでした。

……足をもみもみ。

先生「体が冷えてマスネ。」

姫「た、確かに、かなりの冷え性です。」

先生
「あとは、あなた、ミズを一度に飲みスギデス。
コップ一杯をこまめに飲むようにしてクダサイ。」

姫「はぁ、確かに一度にお茶を飲んでました。」

先生「むっ、これは?」

…………先生!!姫の体に何かあるんですかっ?

先生
「ほら、ココ、たくさんミズ溜まってマース。」
   (←太ももとふくらはぎを指しながら)

……先生、それは見ればわかります。

+++++++++++++++++++++
同僚Kさんの場合。

彼はまったく信じていませんでした。
「寝る時の手がどうとかホントっすかー?またまたぁ。」

先生「あ、アナタ、野菜ゼンゼン足りマセン。」

K氏「あ、僕野菜まったく食べません……」

先生「アナタ、ミズぜんぜん足りマセン。」

K氏「あ、僕ほとんど水飲みません。」

先生「アナタ、イマ腎臓がヨクナイです。ミズもっと飲んでクダサイ。」

K氏「はぁ〜い」

……帰り道の会話。

K氏「結構当たっていましたけど、
腎臓どうこうってホントッスかね?いたって健康ですよ、僕。」

……3日後、彼は尿道結石で緊急帰国⇒入院でした……。

当たり過ぎだよ。
KLなんかを歩いていると
キレイなお御足をした女性が目に入ります。

スタイルの良さでいうと日本人よりも
中国系、マレー系、インド系のほうが細くて手足が長い気がします。
(もちろん全員がそうと言う訳ではなく、その確率が少し高いかと)

とても不思議なことがあるのです。

それは……
オッサンはオッサンでオバサンはオバサンなんです。

そう、体型は日本人とほぼ同じ。

なのに産まれて来る女の子はスタイルがよい……

若い男性の場合でも特に足が長いと思うことはありません。

なんで?

ただヒントになるのは、
近年、マレーシアの女性の間で「肉をほとんど食べない」人が
だんだん増えてきているということと、辛いものをよく食べていることですが……。

話題の……

2004年4月7日
女子十二尺棒っていうAVが出るんだって。

企画力って大事なんだね。

ご連絡。

2004年4月1日
マイぷれすの日記に、こちらに書いていないお話があります。

相互リンクした方との対談なのでこちらに書きませんでしたが、
興味がおありでしたらご覧ください。

それ以外はほとんどこちらと同じ内容になっております。

http://www.mypress.jp/v2_writers/rrpmalaysia/
姫は三人姉妹の真ん中です。

長女っていいますと、おっとり……なんてイメージがあり
次女っていいますと、自由奔放……なんていわれますね。

しかし世の中の評価なんて当てにならないもので、姫の姉妹は逆です。
(でも姫はちっともおっとりしとりませんが)

++++++++++++++++++++

初めて会ったのは1年前。第一印象から豪快おねぇたまでした。

「え、夕ご飯を3人で一緒に?
あ、そう、いいよ、うん、奢ってくれるんでしょ、彼。
え?、ホント?ほんとに奢ってくれちゃうんだ。
何でも言ってみるもんだねぇ〜。ラッキーラッキー。
食べまくっちゃうからね、後悔するかもよ、あっはっは〜」

姫と性格違いすぎ。人見知りしないんですね。

「あ〜食べた、食べた。
でもこんなにいい店に連れて来てもらって
おまけに奢ってもらっちゃって、本当にありがとうね。
マジ、こんなに嬉しいの久しぶりだよ〜。いい彼だね、アンタ。
こんなにいい人なのに文句言っちゃいけないよ〜、罰当たるよ〜」

おねぇたま、イイ感じです、もっと言ってやって下さい。
僕は怖くて言えない事をバンバン言ってやって下さい。

「そうよ〜、彼氏は大事にしなくちゃね〜。
寂しいとか遠距離どうにかしろとかさ、どうしようもない事で虐めちゃダメ。
女がちゃんとしなくちゃ男だっていい男になれないわよ。」

おねぇたま、超かっこいいです。僕は嬉しいです。

++++++++++++++++++++

この間、僕は姫と電話してました。

姫「こないだ、お姉ちゃんとお話してたらね、同棲中の彼の話が出てきたの。」

僕「ああ、そう言えばお姉さんが押しかけ同棲してるっていう彼ね。」

姫「うん、彼の家でラブラブでさ、あと1〜2年で結婚するかもって。」

僕「ほう、イイ感じなんだね。どんな人なのかな?」

…………

……あれ?聞いちゃいけなかったんだろうか?

姫「タ、タオル使ってもいいですか?」

僕「は?」


「彼は新しいバスタオルを買って来ました。
お風呂に入りました。そしてお姉ちゃんに訊きました。

『あ、このタオルを僕が使ってもいいですか?』
『ダメ!!それはワタシの。』

ちなみにもちろん彼の家でのことです。家賃も彼が全額払っています。」

……彼が買って来たタオルぐらい、彼に使わせてあげて。
っていうか彼の家なのに。家主なのに、許可制ですか…(泣)

僕「彼、かわいそう。許可を求めるその姿、哀愁ですな。
でも、よかった。僕はそんなの耐えられない。姫は尻にひかないもんね」

姫「え?私のほうが断然、主導権握ってると思うけど……」

たすけて、誰か。
♪チェキラ ア ファンキダ みんな黙っておれについて来い Yo ♪
♪チェキラ ア ファンキダ みんな必死でおれについてこい come on♪

++++++++++++++++++++

現在脳内ヘビーローテーション中。曲が秀逸。
ヤバイ。モノを見ると転がしたい衝動に駆られる。
そんなに売れてないくさいが、オススメ。

何も考えずにごーろごーろ。
人を巻き込み、阿鼻叫喚。ごろーんごろ。

ゴールデンウィーク、姫にも絶対やらせるつもり。ごろろんろん。
お久しぶりです。RRPでございます。

以前、マレーシアは労働者保護の強い国であると書きましたが、
日本では信じられないようなことがたくさんあります。

知り合いの日本人が愚痴っていました。

K氏
「こないだね、労働管理局からうちの会社の人事が誉められたんだって」

RRP
「へぇ〜、何でですか?」

K氏
「あなたの会社は従業員のほとんどが
有給と医療休暇を使い切っていて素晴らしい、って」

RRP
「まぁ、権利だからしょうがないのかもしれませんけど、
ほとんどの従業員が医療休暇をほぼ取得ってすごいですね。」

K氏
「医療休暇は本来は病気で仕方なく使うもんだけど
こっちの人は有給と同じだと思ってるからなぁ……」

RRP
「まぁ、それがマレーシアですからねぇ……」

K氏
「でもな、医療休暇と有給は権利だからいいとしよう。
それを4ヶ月で使い切って、残りは勝手に休むんだよ。
こないだ集計したら最高で1年に150日近く休んでるやついたよ……」

++++++++++++++++++++

マレーシアは日本に比べて休日が少ないので、その中で150日ってすごいことです。

でもこういう人をなかなか辞めさせる事ができません。

<手順>
警告の書類を提示して本人のサインを貰います。(本人がサイン拒否したら無効)
上の手順を3回繰り返します。
解雇書類を提示し本人のサインを貰って解雇。

めんどくさいです。
本人がサインをするのを逃げ回れば解雇できないことになります。
日本だったら無断欠勤を何回かしたら、即クビでしょう。

また、本人のサインがないと部署転換もできません。
どんな理由であれ、本人さえ不満に思えば会社を訴えることが可能です。
訴えに負ければ、慰謝料はもちろん
制裁金として何十倍ものお金を払わなければいけません。

と、こういうわけで会社はビクビクしながら人を使うわけです。
うらまれないように、憎まれないようにしているわけです。

日本は会社が強くて労働者が虐げられてるイメージですが、マレーシアは労働者強すぎ。

こんな極端な労使関係では、
マレーシアがこれからも発展するなんて思えません。

で、ここまで長々と語ってきましたが何が言いたいかと言うと……

土曜日にサーバーが落ちたら、月曜の夕方までほったらかし。休みだもんね。
回復しても謝罪や報告のメールも何にも来ないもんね。

ダメだ、こりゃ。
ネタがない……
そう、ネタがないのです。

なので、禁じ手を。

++++++++++++++++++++

夜のマレー語講座ぁぁぁぁぁ!!

♪あ、マレーの言葉で♪(ハイハイ)

♪あ、マレーの言葉で♪(ソレソレ)

♪ピッカピッカ「指輪」はなんてーの?♪

♪あ、大事なモノであるならば♪

♪それを"cincin"とよびまする♪

♪あ、cin あ、cin みなもいっしょに歌いましょ♪


♪あ、マレーの言葉で♪(ハイハイ)

♪あ、マレーの言葉で♪(ソレソレ)

♪ちいさな「お茶碗」なんてーの?♪

♪あ、お食事中であるなれば♪

♪ちいさな声で歌いましょ♪

♪あ、manco あ、manco みなで屋台で歌いましょ♪

それでは皆さん、さよぉならぁぁぁぁぁ。

++++++++++++++++++++



(注)茶碗は"cawan"ということもあります。
偶然日本語と同音ですね。

寝られない。

2004年3月16日 小ネタ
例によって会社帰りにグー。寝れません、今。
またネットサーフィン。

………………
あまりの論理展開の素晴らしさに感動しました。
ttp://woman.nifty.com/culti/beauty/lesson/01.jsp
(一応直接リンクは避けます。)

こうやって不況を克服していくんだね。なるほど。
偏見はないけど、商売うまいなぁと感心した。

暇だから分析でもしよ。

「人間て不公平だよね…やっぱり美人にはかなわないわ」なんてセリフは一昔前のこと。一番大事なのは、美しくなりたい!という気持ちです。


まずはありがちなキレイゴト一般論からはいります。

整形を否定するかのような文章ですが、
女性の希望と一般論を盾にこれから始まる文章の説得力を増します。

そんな美しくなりたいと願う女性を助けてくれる最新技術のひとつがプチ整形。お値段が手ごろで時間がかからないので、今までの美容整形よりもお手軽。それでは、これからその美に向かってプチ整形のノウハウをお勉強していきましょう!


「最新技術、今までに比べ、ノウハウ」という言葉で権威付けをし、
さらには「お勉強しましょう、助けてくれる」などの親近感を沸かせつつもちょっと偉そうにしてうまく権威付けをしています。

以下なかなか上手に話が続いているのですが、めんどくさいので割愛。

しかし本当にうまいです。

一般論から入り、聞き手の願望をがっちり引き付けて、さらに権威付けをし論理展開。

序論と逆の「美人は徳」と言い切って不安を与え、
その後、その理由を明らかにし「それさえわかればもうあなたは大丈夫」と安心させます。

逆説のカタルシスをうまく使ってますね。

美人は得だからお前も美人になれ!!という結論をうまくごまかし科学的なノウハウを交えてお勉強させてくれます。

スピーチの常套手段といえばそうなのですが、実にうまい。
ホント、すごいなぁ、これ。

誤解のないようにいっておきますが、僕は整形に偏見はないです。

ただ、個人的にはよく整った顔には興味がありませんが。
(最近のお気に入りは田畑智子と松本明子)
マレーシアには多くの駐在日本人の方がいます。

家族も連れての人も結構いるので
もちろん日本人学校もちゃんとあります。

子供の教育に関して神経質になる日本人にとって大変重要な問題なのですが、
こっちにも進学塾(日本人向け)がありますし、
英語教育にいたってはこっちの方がいいかもしれません。

が、しかし、マレーシアならではの悩みがあります。

……それは「躾」。

マレーシアでは一般的に躾が甘い風習があるようで、
公共の場所で子供が暴れようが騒ごうが親どころか誰も気にしないのです。

マレーシア国民が非常に子供好きで、
基本的には子供の好きなようにさせる習慣があるので、
誰も注意しませんし、「子供とはそういうもの」と思っている節があります。

いくら厳しく躾ても周りの家庭は甘いので、教育的によろしくないんだそうで。

さらにもう一つ。

それはマレーシアのテーブルマナーです。

マレーシアでは食べ物のカス(骨とか殻とか)を
テーブルの上に直接置く習慣があります。
(西洋、日本料理店などは除く)

というのも、
テーブルの片づけをする際に
テーブルクロスごと交換して、上のごみをごみ箱へ落とすという
ある意味とても効率的で早い方法をとっているからです。

マレーシアではこれが当たり前なので、
子供ももちろんそうしますが、日本に帰ったときには
ものすごいマナー違反になってしまうというわけです。

確かに一度ついた食習慣というものは変えるのが大変でしょうから、
悩みの種になるんですねー。

うーん、子供の教育って難しい……。
仕事に関するやる気や能力という点では
中国系やインド系に大きく水をあけられているマレー系。

ところがいわゆる芸術に関する点となると他民族の追随を許しません。

独特の色彩感覚で見る人を楽しませる絵や
浅黒いステージ映えする肌でシャウトのシンガー等など。
かっこいいです。

町を歩いてみても一番お洒落なのはマレー系男性ではないでしょうか。
女性でもスカーフを被らないでおへそ出してる人もいてそれが格好良かったりします。

実はマレー系というのは着るものにとても気を使うんです。

++++++++++++++++++++

「今度日本に帰るときには是非教えてくれ。」

>なんで?

「買って来て欲しいものがあるんだよ。」

>いいよ。(電化製品かな?)

「安全靴。」

>あ、安全靴?

「そう、安全靴。工場で履くやつ。」

>こっちのだってちゃんと鉄板入ってるのに何で?

「マレーシアのはかっこわるい。」

>い、いいけど、日本は高いよ。3〜4000円ぐらいするよ。

「うっ、高い。でもいい。かっちょいいのが欲しいんだー。」

安全靴に格好良いも悪いもないと思うが。

++++++++++++++++++++

というわけで、
今までマレー系のアホな話をたくさん取り上げてきましたが、
こういう面もあるんだよって事で。

仕事ぶりだけを見て
マレー系は劣っているなんて判断をしてはいけないのです。
今日なんとなくNHKを見ていたら
BSプライムという番組でマハティール前首相の特集をやっていました。

いつか書こうと思っていたので少し書いてみたいと思います。

このマハティール首相、
日本ではそこそこの知名度ですが実はやっぱりすごい人なんです。
とにかく重大な決断をいくつもしてマレーシアを発展させました。
首相在任期間はなんと21年。

日本ではマレーシアって東南アジアでしょ、ぐらいの認識だと思いますが、
マレーシアって東南アジアの中ではかなり平均所得が高いのです。
(シンガポールについで2位)

所得格差は大きいのですが、東南アジアにすればマシな方。

あまりに急激に発展してしまったため、
インフラ整備が間に合ってない現状。(車増えすぎ)

さて番組でも取り上げられていたルックイースト政策。
日本と韓国をお手本にする政策であり、
欧米に翻弄されないような国を作ろうとしてきました。

番組では取り上げられていませんでしたが、
このルックイースト政策、実は発表時かなりの反対がありました。

というのもマレーシアは日本の植民地であった過去があり、
反日感情も結構根強いものがあったからです。

特にマレーシアの経済を牛耳っている中国系の反発が強かったようです。

それら経済界の反対を押し切って実行に移し、
現在の経済発展を生んでいるのです。

さらに大きな事件といえばアジア経済危機。

以前にも述べましたが、
危機に喘ぐ東南アジア諸国の中で
唯一IMFに逆らって独自の経済政策で乗り切りました。

これも経済の専門家が口をそろえて反対していたのですが、
欧米人によってめちゃくちゃにされた経済を救うために
欧米人の手を借りてしまえばさらにひどいことになる、
と考えたからです。

また、イスラム教徒でありながらイスラム教を時には批判する。
勇気を持ってダメなものはダメ、という姿勢を貫いています。

自身もマレー人でありながら
「マレー人は独立心が薄くナマケモノだ。しっかり考えろ」
と発言したりしています。

自分が音頭を取ってはじめたブミプトラ政策(マレー人優遇措置)も
「アレは失敗した。」と政治家なのに自分の失敗を素直に認めています。

マレー人を保護し、発展させ、独立心を持たせるはずの
優遇政策にマレー人が甘えてしまったからです。

しかしこれもインドネシアやマレーシアなどの東南アジアで
起きていた中国系住民と現地住民の暴動を押さえ込む面もあり、
そういった意味ではマレー系と中国系の反目は収まったといえるでしょう。(表面上は)

とまぁ、色々他にも書きたいことはあるのですが、
知れば知るほど、マハティール氏ってすごいんだなぁ……と。

独裁に近い政治を行いながらも
親戚がみんな政治経済に絡んでいて批判を受けながらも
それでもマレー人のみならずマレーシア人全体が

「マハティールは悪いこともしたけれど、
マハティールがいなければ今のマレーシアはなかった」
と思っているということは特筆に価すべきことだと思います。
ふと思ったこと。

いろいろなものがデータベース化され便利になっている現在。
教育に関しても学校に通わずに在宅で学習ができる時代になりました。
(法律上いろいろ問題はあると思いますが)

ここから先は完全に僕の妄想になってしまうのですが、
「将来、子供の教育全般がデータベース化される?」と。

「癇癪を起こすが、どう対応すればいいか」
「好き嫌いが多いがどうすればいいか」

などなどをデータベース化するのはよいと思いますが、
行き過ぎると教育方針がすべてそれに頼るようになるのでは……と。

さらに家系やDNAなどを入力して生まれつきの性質を予測し、
子供の挙動を逐一入力してデータベースから最善の対応を計算する。

ってなったら怖いなぁ。

知恵や知識はみんなで共有すべきものだと思いますが
それが画一化や、「頼り切って考えない」結果を生むと怖いもんですね。

今時点では
「自分の子供なのにそんないい加減なことをしない」
とおっしゃる方が多いと思いますが、
児童虐待がどんどん増えたり子供の教育に自信が持てない親が増えてくると
将来こんなシステムが出てきたりして。

以上妄想でした。
この土日、上司に連れられてゴルフキャンプに行ってきました。

何でもお得意先のキャンプにドタキャンが出て2人足りなくなったと。
参加者が全員中国系ということで、
1人日本人で寂しい上司は僕を巻き込んだわけで。

まぁ、ヘタクソなんで練習のつもりで参加してきました。

……ゴルフのことはもう忘れたのでキャンプのお話を。

このキャンプ場は中古のキャンピングカーを改造して客室にしているというもので
なかなか面白いものでした。

一人1台与えられたキャンピングカー。なかなか豪勢じゃないですか。

部屋に入ると狭いながらもいろいろそろっていて楽しい。

TVもあればレンジもある。クーラー完備。ベッドもそこそこの広さ。

やっぱりこうアレですね。
アメリカのお金持ちが持ってそうなこの感じなかなかいいもんですな。

おおっ、やっぱりアメリカン。便器が大きいっ。
大きいことはいいことだ〜。そんなCMあったなぁ。

……ん?

便器が大きいんじゃなくて、これ便器じゃん。
いや、便座がないんじゃん。

Noooooo!!
便座がないよ、母さん。フタはついてるのに。何でだ〜。

今、そう、今。僕はとってもひり出したい。妥協なくひり出したいんだ。

どうしよう。できない、いや、「できない」じゃなくてやるんだ。

ぺろん、ヨイショと。

……駄目だ、沈む。はまる。このままでは、はまり込む。

では、手前の方に座れば大丈夫だろうか。
いや、このままでは小に困る。僕はどちらかと言うと同時に出したい派だ。

そうだ。大股開きで座ればいい。
社長のようにどっしりと偉そうに重厚感たっぷりで座ればいい。

……任務完了。

僕は達成感を噛み締めながら、
「これでベンザエースだねってオチはどうなんだろうか」
なんて思った。

家に帰ると姫から
「遠距離を続けていく意味がわからなくなってきた」というへヴィなメールが届いていた。

ベンザエースじゃダメか。ダメです。
何故、漢字が読めない中国系がいるのか?

世界に色々な民族がいますが、教育にとても熱心な民族と言えば、
たいてい中国人、韓国人、日本人と言われています。

で、先のことを見越した中国系の人が考えたこと。

「これからは英語や。英語ができんと世界に通用せえへんのや。」
(何故か関西弁。)

で、
マレーシアではマレー語が必修科目になっており、
その代わり英語教育の比重が低くなってます。
大学に入るまで英語は習いませんでした。

(最近は国の方針が変わり、
理科と数学に関しては英語で授業をするという暴挙に。大丈夫か?)

それで
「アカン、そんなことやっとったら世界に通用せんようになる。
小さい頃から英語を学ばせるんや!」

と考えた中国系の親御さん達は
こぞって英語教育に熱心な私学に入れたわけです。

で、そういう私学においては英語教育の時間が増えた分、
中国語の漢字を学ぶ時間がありません。

ということで
漢字が読めない中国系がそこそこいる、という結果になったわけです。

実際マレーシアでは漢字のみで表記されていることは少なく、
たいてい英語&マレー語&漢字が並列して表記されているので
実生活で困ることはほとんどないのでしょう。

英字新聞もいっぱいありますし、
話し言葉なら中国語がわかるわけですから。

しかしこれって日本人にとっては結構困った問題です。
我々日本人は英語がそれほど得意ではありません。

で、困った時は筆談なんて事も多々あります。
こんな時「何でお前は中国系やのに漢字がわからへんねん」と思ってしまいます。

ま、でも今では親御さん達も後悔してるのかな?
だって今じゃ時代は中国語になってますからねぇ。うーん。

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RRP

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